「みずほフィナンシャルグループ」は今年度中にも社員の兼業や副業を認める方針を固めました。多様な経験を新しいビジネスにつなげるねらいです。会社によりますと、みずほはすべての社員を対象に、今年度中にも兼業や副業を認める方針です。
参照元:みずほ 兼業・副業容認へ 経験を新ビジネスに活用

大手銀行のみずほも副業容認になった。ますます副業OKの企業が増えていくのはいいことだ。もう終身雇用で会社が社員を守ってくれる時代は終わってるからね。少なくとも、今働き盛りの20、30代の人間が引退するぐらいには、年金問題もさらに深刻になってるだろうし、そもそも受け取れるの70とか80歳になってるんじゃない??

でも、みずほの副業容認の狙いの裏には、社員の不満解消だと思う。大手銀行はとにかく給料が安い。花形の金融商品とか作る部署でない限り新卒の給料はIT企業などに比べるとそーとう低い。20万円いかないのもザラだったりする。

そのかわり、福利厚生がしっかりしてて、社宅でめちゃ安く住めたりするわけだけど。でも、普通に都内で1Rとかで生活してる独身にはきつい。家庭をもってる人もそうだろう。となると、副業でも容認しない限り、社員の不満はまあたまるわね。

あとはAI、フィンテックの波もあるのではないだろうか。銀行の窓口は大抵事務処理で、人間が対応するよりシステムが対応したほうが金額間違いもないし安全。社員を雇う必要性よりもシステムを導入するメリットのほうが大きくなっているのは確か。

その状況では、副業でも容認して、新しい経験をしてもらう、最悪、副業OKついでに自主退社も促す、みたいな流れなんじゃないかな。