ども、うみはらです。
いやーNYダウが過去最高の下げ幅を記録しましたね。
さすがに2352ドル安はやばい。
日経はさらに1000円を超える下げですが、この下落相場をなんとか生き延びるにはどうすべきか。
ぼくなりの考えをまとめました。
■過去の似た事例と比較しない
SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)の過去事例を引き合いにだして、今後の相場を予想しようとしますが危険です。
過去の事例をみると湿気と気温が高くなる6月にかけて回復した動きが見られます。
乾燥して気温の低い1~3月を超えれば感染率が下がって、株価も上昇するだろうと先読みするのは楽観的です。
何が起きてもおかしくない相場です。
安易なナンピンや下落相場に逆張りの買いで挑むのは避けるべきです。
■テクニカルを過信しない
チャートにトレンドラインを引いたり、指標を表示されたり、「次の動きはどうなるだろう」と予想するのは楽しい作業です。
しかし、時にテクニカル通りにきれいに反発したり、トレンドが続かないことは多々あります。
ましては、誰も予測不可能なパニック相場では、多少の反発は、さらにもう一段下落させる誘い上げの振り落としかもしれません。
テクニカルを過信せず、短期でなく比較的中期目線で相場をゆっくり観察するぐらいの心持ちが必要です。
■逆張りは機能しない相場だと思え
歴史的な大下落相場が今はじまったばかりです。どこまで下がるか誰にもわかりません。うかつな逆張り買いは含み損の拡大と資金ショートを起こしかねません。
■買い増しはゆとりを持って買う
急落相場で買いポジションを増やし、平均保有株価を下げるのは有効な手だと思います。
が、しかし、買い増しタイミングの値幅が小さく、「ここが底値だ!」と思って大量に買い付けてしまうと、さらに下落した時に、玉無し状態に陥ります。
ナンピンは否定しませんが、小さく、ゆったりと値幅の開きを見ながらがよいです。
とはいえ、底値圏すらわからない状況。不要なポジションを持つのは、資金余力を圧迫しますので注意してください。
■損切りをためらわない
メリットは余力が増えること。含み損を拡大させてメンタルがきつくならないこと