「運がいい」「ついてる」人ほど、面接で採用されやすい、という理論があるが本当だろうか。

あくまで偶然的な話であって、「ついてる」という言葉の定義も非常に曖昧だと思う。でも、面接で採用される人、転職で成功する人には、「ついてる」としか思えないようなことがある。

どうやったら自分が「ついてる」人間になれるか?

個人的には、「ついてる」は実力のうちだと思ってる。なぜかというと、経験上「ついてる人」の定義はこんな感じだ。

・明るくて好印象
・いい仕事が舞い込んでくる
・人に恵まれてる
・チャンスの数が多く、ヒット率が高い

どれにせよ、「人間的に魅力がある」ことは言えるだろう。これは性格的なところもあるだろうが、明るく笑顔が素敵といった点は、誰にでも意識すればできることだし今この瞬間から実践できる。

その上で、周りから「あの人、いつも笑顔で感じいい人だな」と思われるところから仕事任されやすかったり、信頼につながる。

そこに仕事の実力、実績が加わると、もう信頼の厚さが分厚くてこりゃいやでも「ついてる人」になるわな。仕事の神様もその人に惚れちゃってるわ。

ナポレオンやパナソニックの松下幸之助もその点は重要視していたらしい。

ナポレオンや松下幸之助が採用基準として必須としたのも「運の良い人、ツイている人」でした。では、いったい、私たちはどうすれば採用企業や社長に「この人が参画すると、良いことがありそうだ」と思ってもらえるでしょう。今回はそんなところを明らかにしてみたいと思います。
参照元:転職で採用されるのは「ツイてる人」 面接で自分演出

どうしたら「この人と一緒に付き合っていたい」と思わせるか。意図的なことやテクニックでなんとかなるようなことではない。自分自身に魅力を備えられるかという「自分力」がものをいう。

面接官に「自分の魅力」をどう伝えたらいいか

「ついてる人」はいい仕事や職場を引き寄せることはわかった。では、それを企業面接でどう面接官に伝えるか?どうすればそれが強く印象付けられるか?といったとこが一番キモになるだろう。

ポイントは記事にもある次の4つだ。

1)経験話が具体的かつ改善解決的

自分のプレゼンが下手な人が仕事のプレゼンがうまいなんてことはまずないだろう。

2)今後のキャリア志向性が未来志向かつチャレンジ思考

後ろ向きで現職、辞めた会社の悪口ばっかりの人は正直採用しても絶対会社の愚痴を周りにひろめるしね。

3)働き方がハンズオン(自ら手足を動かし現場に入る)かつ組織・仕組み型

自律的な意思決定から、判断して行動できないのは人材価値低いよね。

4)性格が「経験的処理可能感(できるという確信)」で、粘り強く、負けず嫌い

簡単にすらすら解ける数学の試験とは仕事は全く違う。うまくいかないこと前提で始まる仕事では忍耐強くて粘り強さが必要。ちょっと泥臭いけどね。

テクニックに溺れることなく、ありのままの自分が「ついてる人」=魅力的なビジネスマンになれるようにがんばろう。経験の浅い20代には実績がまず不足している。まずは今の会社で実力をつけて実績を積もう。それが自分の強みを固く強くし、自信につながる。

結局のところ「この人にきてほしい」と思わせることが大事なのだから。