お盆休みって最高だよね。もうすでに数日が経過しているけど、田舎に帰郷して家族と会い、友達と酒を交わしてのんびりすごしている。ただ、連休中って時間もいっぱいあって、買ったけど読んでなかった本を読んだり、新しい企画を考えたり、時間を有意義に使いたいと思っても、意外とうまくいかない。

1、飲み会が増える、しかも毎日。
家族、親せき、古くからの友達と会うために、必然的に宴会が多くなる。しかも、普段の仕事なら、1週間に1回ペースでも「今月飲み会多いな」と思うぐらいだけど、大型連休になると、ほぼ毎日が宴会状態に。どうしても休みの期間が限られているので、つめこみで人と会って毎晩宴会スケジュールになってしまう。

しかも、翌日も休みなので深酒しやすい。久しぶりの旧友との飲み会は盛り上がってついつい深夜まで続きがち。それが地元の友達、高校の友達となると、もう肝臓やばいってぐらいにアルコール摂取してしまう。

結果的に、毎日朝は二日酔いでスタートするし、昼も体調がもどらずダラダラと過ごしやすい。そして、夕方には「どこ?これから飲みいかない?」の友人からの電話で飲み会に出発していく・・・

2、家族サービスしないといけない
独身でも両親と食事したり、出かけたり、ちょっとは家の手伝いをすると思う。結婚して子供がいたらなおさらだ。海に連れて行ったり、山にキャンプしにいったり、川に魚釣りにでかけたり、プールに連れて行ったり・・・つらつらつら・・・

普段嫁にサービスしていない分、夏休みはパパがめっちゃ大変!

でもこれやらないと後でめちゃくちゃ嫁にも子供にも恨まれるので必須と考えた方がいい。

「パパ、疲れてるから」とか「実家に帰った時ぐらいゆっくりさせてよ」なんて爆弾スイッチを自ら全速力で押しに行くようなものだ。

3、やることのタスクを増やしがち
時間があると思ってあれもこれもやろうとする。普段1時間も読書してないのに、本を5冊買っちゃったり、新しい資格の勉強しようと参考書をたんまり持参したり、WEBサイト作ろうと思って、短期間で完成させるような無理な目標を立てたりする。

結局寝だめと一緒で、土日にタスクをため込むのと一緒なんだよね。だから、ちょっとイレギュラーが発生したら、あとのタスクがきつきつになって、すぐにタスクオーバーになってしまう。結果的に、買いだめした本や、仕事しようと思っていたことも手つかずの状態になりやすい。

そして、帰りの新幹線でふと思う「あれ、、何も終わってなくない???」と・・・

有意義な時間を過ごすために

仕事や自主勉強を無理につめこまない。リフレッシュと割り切ることが大事。

当たり前のことだけど、つい欲張っちゃうんだよね。

だから、あえて連休にやる仕事のタスクは最小限にとどめて、どんな環境になっても達成できる1つか2つに絞った方がいい。多すぎると、せっかくの連休終わりに、「何も達成できなかったな・・・」と後悔の気持ちに陥ってしまう。それじゃもったいないもんね。

あえて、PCやスマホを見る時間を減らして、普段できない体験に時間を使ったほうがストレス発散になるし、新しい体験から発想力が高まることもある。

普段の仕事と休日の過ごし方もそうだけど、無理のないスケジュールとタスクボリュームを設計して、達成可能なゴールを自分に課していくことが大事。その小さなゴールの達成の継続ラインに、大きな目標のゴールがあるのだから。

すでにもうどっさりソファーの横に本の山ができてる人は、いったんその本の中から、1冊だけ手にとって、その本だけを集中的に読んでみよう。夏休み前のタスクが残ってる人は、1日で終わらせる段取りでなく、1日30分に分割するか、次の出社時に朝早くいってささってかたずけてしまおう。

そもそも残タスクが残ったところで上司から直電話が鳴らない限りは、その仕事はまた休み後にはじめたっていいタスクだったりしない?

時間は「つくる」のであって、人類等しく1日24時間だから、時間をつくれるように、1日の活動と体調管理はビジネスマンとして必須だよ。

毎年夏は1度きりだし、「今年の夏は最高だったな~」と思えるように楽しもう!