自分の会社でも、取引先でも何か依頼した際に、

「それ、自分の仕事じゃないんで〇〇さんやってくれませんか?」

と堂々と拒否する人がいる。

たしかにマーケティング担当なのに経理の仕事手伝ってって言ったら頼む人間間違ってると思う。ただし、この場合適任者でまず対応して欲しい状況での話である。

目の前の仕事がむしゃらにやろうよ。大概そういう人間に限ってしょっちゅう仕事に不備があったり精度が低くて指摘されてるタイプの人間だ。成功体験といえば、指示待ちで言われたこと(誰でもできる単純作業)を遂行して、それが、さも大将首でもとったかのように特大プロジェクトを成就させたかのように自慢してくる。

これじゃダメだよね。先輩、上司の指示に対して正確に完了するのは当たり前。それ以上の評価を得るにはさらにそれ以上の期待値を超えるような品質の仕事しなきゃいけない。それがわからないで幼稚なプライドでそれは自分の仕事じゃないとか、そんな作業じゃなくてクリエイティブな仕事がしたい、と主張は一人前の人間はまず好かれないわな。

社会人一年生じゃないんだから、地味でつまんないと思ってる仕事も頑張ってこなそうよ。下っ端のうちは下積み的な業務から学ばなきゃいけないことも沢山あるし、ほとんどの仕事は地味で地道にコツコツとやらなきゃいけないことの方が多いことがある。それすらスキップしてたら、だらも仕事くれなくなっちゃうし、いざ教える立場になった時に的確なアドバイスすらできないモンスター上司に成長してしまうかもしれない。まあそもそも仕事をプライドで選ぶような人は出世にも縁がないだろうが。

まずは頼まれたことをがむしゃらにやる。量は質を作る。仕事の覚え始めはとことん仕事を消化して行くことをおすすめする。そこから効率的な仕事をするアイデアが出てくるかもしれないし、意外な学びや人との関わり合いが持てるかもしれない。全ては自分にプラスに働くと信じてまず目の前の仕事にがむしゃらに取り組んでみようよ。