会議してるといろんな議題が飛び出てくるわけだけど、何も発言しないで会議後に仲のいい決まった仲間や直属の上司にだけこっそり反対意見をいってくる人がいる。

「いや、本当は自分は反対なんすけど~~~×△⬜︎◯」と。

思わず「いや、、、それ会議中に言いなよ」と忠告してしまう。

意見といっても、タスク量が多いとか、めんどくさいからといった個人的主観の反対意見はよくない。会議メンバー全員、そんで会社にとってベターなものであれば、議題に反論は大歓迎なわけ。

それを、会議後に個別に話されては、1時間の会議であれば、その時間黙って座ってたことになる。もしその意見が的を得ていてみんなの盲点だった場合、軌道修正するいいきっかけになるかもしれない。反対意見を述べたからと言って誰もあなたを責めたり、空気の読めないやつだとは思わない。中にはいるかもしれないが、それは優秀な人材ではない。

特に日本は事なかれ主義で、他人の意見と違うことよりも、みんなで一致団結を美徳とする傾向がある。だから自分の意見を押し殺しても、他人に同調することが協調性が高い人間で優秀だと思われがちだ。意見派より共感派ってやつ。

でも、もうその明治的思考は卒業すべきじゃない?まだ会社によっては、その会議体で一番役職の高い人の発言に賛成する傾向が強いようにも思う。それはしょうがない。でも反論することは別に悪いことじゃないし、意見交換するために会議を開いてるわけだから、歓迎すべきだ。また、そういう空気を作るのも大臣だよね。

反論のない会議が全ていい会議というわけではない。議論のない会議がだめなんだ。アメリカ留学時には弁論の授業がある。自分の意見をみんなの前で発表するのだ。自分の意見を大事にすることと、他人に話す、訴えかけるという技術が身についたと思う。

日本の教育も小学校からでももっと弁論させるべきだし、大人ももっと弁論したほうがいい。国会でヤジ飛ばすだけが弁論的にで議論が白熱しているというわけではない。自分の主張を明確にして、第三者に伝える。ってことがとても大事なんだ。