ども、うみはらです。

ソフトバンク社長でカリスマ経営者の孫正義氏。

孫正義氏の「数値化」こそが「超スピード成長」と言われる話です。

先日、以下のツイートをしました。

数字にしないとわからない事って沢山ありますよね。数字に苦手意識ある人ってそれだけでビジネスの資質を疑っちゃう。
おらは数字弱いからってなんの自慢にもならんし、スキルないって自分で言ってるようなもの。
数字に強い方が仕事もそうだけど株とか投資、副業でも圧倒的にスピードで成果が出せる

ビジネスに限らず、投資、副業でも「数字」に強いほうが成長のスピードも、収益化のスピードも断然早いです。

孫正義が数字化にこだわる理由

孫正義氏が数字にこだわるのは、ネット記事や書籍等でも有名です。

なぜなら、仕事のほとんどが「数字」で動く、ということを身を持って自覚しているからです。

逆に、数字にこだわらずに仕事してる人は、プレゼンしても説得力がないし、具体性も提示することができません。

またソフトバンクでの社内用語にもなってるようですが、

「数字で考え、数字で語ること」

を求められています。

・なんで、前月比で120%伸びたのか?
・目標まであと140%伸ばすにはどうすればいいか?
・前年同月比で90%目標に未達な理由は何か?

これらを一般社員から役員まで徹底的に「数字」で考え議論します。

数字化することで目標達成の道のりが明確になる

数字化は、現状把握に非常に役に立ちます。

これまでの活動で生まれたデータを集計することで、客観的に自分の立ち位置を把握することができます。

しかし、数字化にはもう1つのメリットがあります。

それが、具体的なアクションの明確化です。

数字化によるアクションの明確化

現状把握はできた。

しかし、現状把握で満足したいから、沢山のデータを集計したわけではないですよね。

ここで動きを止めたらいけません。

じゃあ、次に何をすべきかといったら、

具体的なアクションプランを作る

ことです。

・目標達成までにあと何をすべきか?
・行動するために必要なリソースは?
・目標までに投下すべき広告予算は?

これらのアクションプランを練って、あとは行動するだけ。

「数字化」で問題の根本的な要因を明確化できるか?

どの会社でも何かしらの「問題」を抱えているものです。

それらのほとんどは数字化で解決することができます。

もちろん、個人の投資や副業なども同じと言えます。

秘訣は、問題の軸を細分化してみることです。

例えば、あるブログの収益が上がらなかったとして、記事数を増やして頑張ってたとしてます。

一見、改善策として「記事数を増やす」というのは有効に思えます。

しかし、根本的な問題となりえる

・テーマ選び
・ターゲット選定
・情報量と質
・SEO対策のキーワード選定

といった複数の軸から問題をあぶり出してみると、

▲本来「副業 稼ぐ」というキーワードで集客したいのに取れていない
▲成約目的のページの直帰率が88%とほとんどが離脱している

といった問題が具体的に浮かび上がってきます。

現状把握を「数字化」し、根本的な問題をあぶり出す。

そして、解決に向けた目標を「数字化」する。

これがとっても大事です。

数字化はビジネスの基本。困難な問題こそ数字化して解決させる

数字、数字ってうるさくなってきましたが、ビジネスにおいては数字化はさほど難易度が高いものではありません。

むしろ基本とされてきたものです。

では、なぜいまさら「数字化」なのか?

それは、新しい分野へのチャレンジ、スタートアップの成長段階、大企業の変革において、改めて数字化の重要性が重んじられてきたからだと思います。

ことさらビッグデータ社会になり、データサイエンティストなんて職種まで今では一般化しました。

今後、AI時代に突入したらなおさら数字化の重要性が求められると思ってます。

問題の数字化から、他社の何倍ものスピードで問題をかいけつしてきたからこそ、ソフトバンクはわずか35年ほどで、時価総額10兆円の企業に成長したのだと思います。

まとめ|基本に立ち返って数字化してみよう

なんとなくめんどくさかったり、わかってるよ、と先入観で数字化していないことが身の回りにたくさんあるな、と気づかされました。

分析することで見えてくるものはたくさんあります。

でも、そこを見過ごしたり、手を抜くと必ずそれは数字として自分に跳ね返ってきますよね。

孫正義氏は天才と言われますが、圧倒的努力の差だと気づかされます。

すごいスピードで収入も仕事も結果を出せるように数字化してきたいと思う今日この頃。

ちなみに、孫正義氏の数字化の秘訣については書籍でも語られています。

興味がある方はこちらも併せてご覧ください。

画像参照元:孫正義氏「ビジョンファンド、夢はヒーローたちの指揮者」