ども、うみはらです。

投資の神様ウォーレン・バフェット氏の資産運用の成功哲学についてです。

意外と知られていない生い立ちについても触れていきたいと思います。

ウォーレン・バフェット氏の生い立ち

1930年 アメリカ中西部のオマハ生まれ(現在、89歳)

祖父は雑貨店を経営し、父親は株式の仲買人でした。

そして、はじめて株を買ったの、は11歳と早い。

15歳で農地を購入し人を雇っていたと言われています。

幼少期から投資を学ぶ環境がありセンスが養われた?!と推測されますね。

最初の投資は長期のバリュー投資でなく「シケモク投資」だった

・シケモク投資とは

道に落ちているタバコを拾えば、それは多少汚れているかもしれない。

しかし、最後の一吸いはタダで吸うことができる

という考え方になります。

バークシャーの社名の意外な由来

バークシャーはもともと米国北東部の紡績(紡績)会社。
※紡績(ぼうせき)は、繊維・織物産業において、原料の繊維から糸の状態にするまでの工程をいう。

バークシャーに対して、株式が精算価値を大きく下回っていることに目をつけ、買い進めていた。

(もともとバークシャーは紡績会社で、投資会社では
なかったのですね。意外・・・)

1株あたり7ドルの所得価格にたいして 、11.5ドルの買い戻しを約束していたが、強欲な経営者が11.375ドルのオファーをした。

腹を立て、同社株を大きく買い占め、1965年に経営権を握った。

(将来的に握ってしまった、というべき・・・?
というか、けっこうバフェット氏、短気だった??)

バークシャーは20年、赤字続きだった!

60年代、米国紡績産業は競争力を失い減退

0.125ドルを妥協できなかったことで
20年にわたり赤字を出し続ける。

この時、バフェット氏だいたい35歳。
自分も同年代の時に55歳まで20年間赤字企業背負うと思うと
ちょっとゾッとします・・・

この時に、バフェット氏が得た教訓

“そこそこのビジネスを素晴らしい価格で買うことを忘れなさい。その代わりに素晴らしいビジネスをそこそこの価格で買いなさい”

×:シケモク投資を捨てた

○:強いブランドを持つ企業を永続的に保有する投資法へ

社名を変更しないのも、「二度と同じ失敗はしない」という
決意表明なのかも??

投資の神様も大きな失敗をしていた。
しかもかなり大きい・・・

オーナーシップとしての株式投資を始める

“株券ではなく、ビジネスを買うという投資姿勢が必要です”

「株券」ではなく、保有しようとする企業、ビジネスが生み出す富の持分、オーナーシップであると考えているということ。

証券としての株式を買うのではなく、企業全体を買うという発想からスタートしているのです。

バフェット氏の考える長期と中短期の投資の違い

彼は、そのビジネスが将来にわたって利益を生み続けるほどの強さを維持できるのかどうかを考えることに集中。

株式市場で刻一刻とトレードされている株価など気にしない。

「仮に株式を購入した翌日に市場が閉鎖され、その5年間取引が行われない事態になっても、私はいっこうに構いません」と言っているとおり。

かっこいい・・・!

まとめ|資金力に応じて客観的に受け取るべし

とはいえ、資金が1000万円もない個人投資家が、バフェット氏と同じ投資をしようと思ってもうまくいかないと思います。

個人で資金力が小さいトレーダーは、弱者の戦略を取る必要があります。

機動力を活かして、短期トレードに徹し、資金を増やすステージです。

数千万、億の金額になったら中長期のスイングトレードに切り替えると稼げる可能性があるかもしれません。

しかし、自分のフェーズに見合わないことをすると必ず資金ショートで失敗するので注意が必要ですね。

▼参照元(SOURCE)
投資の神様、バフェットの失敗と成功に学ぶ、資産運用と生き方の関係