ども、うみはらです^^

今日ご紹介する本はこちら。


一生モノの株のトリセツ

相場史朗(あいば しろう)ってどんな人?

相場史朗(あいば しろう)

株式トレード歴35年超の株売買の達人とのこと。

「株は技術だ」をモットーに、YouTubeなどでも勢力的に情報発信してます。

けど、最近は新しい動画は出してないみたいですね。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」でパーソナリティを務めていたりと、メディアでの結構取り上げられていて、書籍もここ数年でかなり出版しています。

「一生モノの株のトリセツ」のトレード手法

「どんな相場でも、どの銘柄でも稼げるようになる技術」
こそが一生モノの“トリセツ”である。

・売買ロジック

ほぼ「うねり取り」メイン。

時に両建てを混ぜながら難しい相場を凌いでチャンスを待つスイングトレード。

・トレードで使う指標
出来高
ローソク足
移動平均線(※メインは「MA」Moving Average)

移動平均線の向きに沿いながら、ローソク足で次の値動きを予測していく方法。

売買シグナルを複数紹介しており、「このパターンはこう動く」といった自分自身のトレードの型を作ることを目的としている。

7の法則
節目
トレンド、横ばいを見極める

総じて相場の環境認識力を高めることに注力する。

・ショットガン投資法
保有期間が1~7日のやや短期のスイングトレードまでいかないショートトレード。
基本は順張り。デイトレの持ち越し版のイメージ。

・銘柄選び

専門家の推奨銘柄は不要
少数の銘柄に絞って1~3か月程度保有するスイングトレード。

上昇率ランキングをチェックして値動きのある銘柄に参戦していくようなデイトレではない。

・損切り

基本的にしない。
なぜなら空売りで両建てして損失も利益も固定してしまうから。

・練習法
株とは、キャベツの千切りである!
3000回がキーワード!
複数の銘柄のチャートをみる
1日1分で毎日100銘柄なら30日で3,000銘柄になります。

「一生モノの株のトリセツ」が○な所、△な点

・○な所
1日中パソコンに張り付く必要がない
サラリーマンでも取り組みやすい
健玉操作をマスターすると強い

・△な点
空売りをしたくない人には向かない
信用取引をしない人には向かない
両建てが初心者には難しいと感じるかも

「一生モノの株のトリセツ」の総合評価

うねり取りはサラリーマンの兼業トレーダーには向いている手法の1つだと考えます。仕事中は値動きをじーっと追うことができないのでデイトレは基本的に向いていません。

うねり取りなら、スイングで3カ月程度の中長期で株をトレードできるので仕事をしながらもゆったりとトレードできます。

しかし、健玉操作で両建てしなかったり、チキン利食いで、下がってる時に下げ止まりを我慢できずに売りを利食い、さらに下落トレンドに持ち込まれた問いに、壊滅的な損失を出し易いです。

健玉操作は小資金で多めに分割決済してトレードする練習をまず行うことをおすすめします。

また両建てには賛否両論です。
なぜなら、慣れないと結局自分が上がるのか下がるのか、どちらに予想の重きを置いているのかわからなくなってしまいがちだからです。

かといって、買い、売りのどちらか一方に健玉を集中させるのは、シナリオが崩れたときに確実に損切りしなければいけません。

どちらもメリット・デメリットがありますので、自分のやりたいトレードスタイル、経験に合わせて練習してみることをおすすめします。