ども、うみはらです。
遠藤 洋さんの
を読んでみました。
ざっくりサマると、
上がる小型株を買っておいて爆上げを待つ
という手法。
■特徴
分散投資しない→集中投資
時価総額が小さい株を選ぶ→マザーズ系
成長株を狙う→2倍、テンバガー発掘
銘柄選定が解り易い→時価総額300億以下など
基本スタンスは買いの順張り→下落相場に弱い
■この本がおすすめな人
証券口座をもっていないほんとの初心者
資金が100万円以下のトレーダー
株サークルなどで情報交換したい人
イラスト付きで読みやすい書籍を探してる
■ちょっと△なところ
結局資金がないとキツイ印象
コロナなどイレギュラー相場が加味されてない
投資仲間は必要か
テクニカル要素が少ない
■まとめ
あえて初心者をターゲットにしていると思うので、これから株を始める人にはわかりやすい。
銘柄選びは基本的な内容で、成長株系の書籍とほぼ変わりはない。
この本を読んですぐ勝てるかといえばそうはいかないと思うが、投資の考え方、成長株をゆっくり買って中長期で資産を増やす、という目的の投資スタンスであれば価値があるかなと。
入門書という感じで、初心者本を2冊ほど所有している方は特に買わなくても、勉強すれば自然と身に着く知識かと思う。
実際に、実践してみて、今の急落相場を経験したり、損切り場面に立ってメンタルが折れずに投資を続けられるかどうかは、結局トレーダー自身の問題であり、資質であると思う。
兼業トレーダーで、まずは入門書を探している、と言う方は手にとってみてもいいかもですね。