堀江貴文さんの「ゼロをイチにするプレゼン」を読んでみました。

先日こんなツイートもしています。

資料を作ってプレゼンをしてるってイメージがそもそもないですよね。

ホリエモンさん独自のプレゼンノウハウが知れます。

「ゼロをイチにするプレゼン」の特徴

手にとった瞬間

「あれ、薄」

と感じるほど、厚さのない本です。

別にうすっぺらというわけでなく、中身も行間が取られてて読みやすかったです。

要点を絞って、シンプルに書いた、という印象。

プレゼン本なので、中身が読みづらいとそもそもどうなの?って感じなのでそこも意識してるのかな、と感じました。

これから社会人になる人は参考になるだろうし、プレゼンに自信がある人には、初心にかえる機械になるかもしれません。

前半はプレゼンの意味、戦略部分。

後半は、スライド作成テクニックから、マインド的な話に終始しています。

▼「はじめに」より

プレゼン、と聞くと堅苦しいイメージを抱いてしまう人は多いかもしれない。

しかし、もう少し肩の力を抜いて視点を変えてみよう。
プレゼンはそもそも、情報伝達手段の一つにすぎないのだ。

相手に思いを伝え、理解を得る。納得を得る。
言ってみれば、自己紹介だってプレゼンだし、好きな人に告白することだって立派なプレゼンだ。

本書は、僕の書籍にしては珍しく「HOW TO?」を詰め込んだ実用書である。

相手に思いが伝わらなければ何も始まらない。
だからこそ、プレゼンはゼロをイチに変える原動力になるのだ。

プレゼンは手段であり、目的ではない。

こういう言い回しホリエモンさん好きですよね。

「ゼロをイチにするプレゼン」が向いている人

全体的に、初心者向けになります。

プレゼンをこれから勉強したい人、営業職で商談が多い人におすすめです。

プレゼン資料系の書籍になると、マッキンゼー式とかその類が多い気がします。

しかし、この本だと難しいこと抜きにして、プレゼンの全体像と、ポイントを簡潔に学ぶことができます。

あと一押しの説得力がほしい
誰にでもわかりやすい資料が作りたい
メッセージの強い営業がしたい

といった人は読む価値ありです。

「ゼロをイチにするプレゼン」が向いていない人

次の仕事内容の人には向きません。

というか必要ありません。

技術職でプレゼンの機会がない
職場で人と話す機会がほとんどない
運送業など、物流系

とはいえ、資料を作ってセミナー形式で話すことだけがプレゼンではありません。

普段の会社でのMTGや自分の意見を伝える際に、このプレゼン本の「伝え方」を意識してみるとコミュニケーションや、社内での意見がもっと伝わりやすくなると思いますよ。