キャッシュレス決済でフロンティア企業ともてはやされていたオリガミがメルカリに身売りすることがニュースになりましたね。
・185人いた社員は、170人規模のリストラを実施・リストラの割合は9割。残り1割はメルカリに吸収か・売却益は1株1円。
ん?ちょっとまって・・・・
オリガミの株数は259万株→譲渡価格は
1円(1株)×259万株=譲渡価格259万円
安くない?買えちゃわない?
それだけ経営状態は破綻していたということですね・・・

■なぜ、メルカリなの?

メルカリがpaypayに対抗して即座に手をあげたかpaypayにとっては吸収してもメリットがなかったか

どちらにせよ、1株1円での売却はもはや金融資産としての価値はほぼ0だということは誰が見ても歴然。

しかしメルカリ自体も、2月6日に発表した2019年7~12月期(2020年6月期第2四半期)の決算は、最終的なもうけを示す純損益が141億円の赤字でした(前年同期は44億円の赤字)。

スマホ決済「メルペイ」への投資がかさんだことが要因のようですが、金のない状況でさらに買いましするのはナンピン行為。

先行投資といえど、この含み損をどこで解消するのか?経営手腕が問われてきますね。

■メルカリの株価

押し目をつけて再浮上。業績の赤字は織り込み済みだったことから、大きな売り心理を駆り立てることはなかった。

ただ、怪しいのは業績の伸び率。伸びは鈍化しているわけで売り心理が強まればまた下落トレンドに押し戻される可能性は十分考えられますね。

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